トヨタの見切

トヨタの見切

今乗っておりますのが、お友達にお世話頂いたプログレという、トヨタの希少車でございまして、それが、5ナンバーのボディーに3Lのエンジンを押し込んだ”小さなクラウン”とか言う代物でございますが、旦那仕様という訳で、操作はあくまで軽く、オプション満載と言う車ですが、今は町でも滅多に出会うことはありません。

 

それが、前輪のタイヤが片減りするし、常用の140キロを過ぎるとハンドルが心許ないので、タイヤ交換を機会にディーラーに持ち込み足回りを調整して貰おうと致しました。

 

ディーラーの言い分がふるっています。

 

 「お客さん、タイヤは多少は片減りする物ですよ、調整しても直りません。ウチのソアラなんか、後輪の内側がワイヤーが出るほど減っても、外側は何ともありません。そんなものです。」

 

 「140キロも出せば多少ハンドルが振れても仕方がありません。ショックアブソーバーを換えても効果は判りませんよ。もう、相当走っている車ですから。」

 

 「ヘッドライトが暗い?キセノンライトは色が白いですから、夜道では吸い込まれます。そういう球ですから前が見えにくくても仕方がありません、前が見えないときにはフォグランプを付けて下されば多少はマシですよ。」

 

 どうです、この三河商人の商品と客に対する見切りは。トヨタの車を買ったら、適当に乗って適当に走ってろと言う訳です。五月蠅いことに拘ると幸せには成れませんヨって言うのがディーラーの窓口にまで徹底しています。

 

 客より何より車へのこだわりが先で、ドライバーは車に体を合わせろ、そうすれば早く確実に安全に、疲れないで目的地に行けますと言うのがウリの、ドイツ車を乗り継いできた身には、180度のコペルニクスであります。
この三河イズムの車が売れるもので、あのベンツでさえ最近はすっかり角が取れて来ているそうですから、消費者に対するグレシャム教育の勝利というものでしょう。売れる物が正義です。
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 それでも、フォルクスワーゲンはカローラの遙か前方に行ってしまい追いつきようもありませんし、電池を積んだ乳母車のような乗り心地のプリウスは、欧州車のディーゼルにさえついてゆけません。レクサスは欧州では全く売れません。160キロでハンドルが取られるのです。先日もドイツのニュルブルクリンクという有名なテストコースで、トヨタのスポーツ車開発を担当する最高責任者が自ら乗る最新モデルでコースを外れ、対向車線のBMWに正面衝突して死にました。BMWドライバーは軽傷です。

 

 ユニクロなどの安かろうの中国物が売れなくなり、一部のブランド製品は健闘するという分化は人間にも及び、底辺を狙う新興宗教に走る人と、サロン化する旧仏教勢力という対比もまたその習いと成りそうです。

 

 やはり私もまた、志としてベンツに戻っておかなきゃいけないのかな・・・


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